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2019.03.04(月) 17:44 取材記事(教育旅行)船橋市立大穴小学校がスキー教室で初めて雪国体験!

リフトに乗ってスキー教室開始

まずは一列で基本練習 

 現地インストラクターによる丁寧な指導

最後は一人で滑れるように!

[日程]
平成31年1月16日から1月18日

[学校名・学年・人数]
船橋市立大穴小学校 5学年 50名

[来県市町村]
猪苗代町

[本県を訪れた目的]
 同校では、雪国ならではの体験を通して、心身を鍛え助け合いの精神と協調性を育むことを目的にスキー教室を行った。船橋市が所有する千葉県一宮町の施設を利用した宿泊学習を行っていたが、今回のスキー教室で初めて福島県での教育旅行の実施に至った。

[取材内容]取材日:平成31年1月17日
 船橋市立大穴小学校が、インストラクターの指導のもとグランドサンピア猪苗代リゾートスキー場でスキー教室を行い、初めてとなる雪国体験を実施しました。
 初めは滑っている途中で手からストックを放してしまったり、尻もちをつく児童もいましたが、近くで滑っている2、3人が起き上がれるよう協力するなどして徐々に上達し、約2時間後にはほとんどの児童が一人で滑れるようになりました。スキーの技術向上だけでなく、助け合いの精神や協調性を育む姿が見られました。
 時折強く吹く風にも負けることなく、力強くゲレンデを駆け下りる児童たちでしたが、ゴーグルを外すと、達成感に満ちあふれた笑顔がうかがえました。昼食後の休憩時間も午後のスキー教室を待ちきれない様子でした。

[児童のコメント①]
 「リフトで高いところまで登るので、初めは不安だったが、上からみた雪景色が印象に残った。空中に舞った雪が太陽に当たるとキラキラしてきれいだった。高いところや急な斜面の滑り方を教えてもらったので、どんどん挑戦して上手に滑れるようにしたい。団体行動の中で、しっかり友達と協力して生活できたので、これからもその気持ちを忘れずに過ごしたい。」
(5年生 女子児童)

[児童のコメント②]
 「小さい頃からスキーをしているが、猪苗代の雪はサラサラで今までで一番滑りやすかった。ゲレンデだけでなく町中も雪景色で驚いた。今回のスキー教室で技術も上達したので、今度は家族や、いつか友達を誘って福島へまた滑りに来たい。」
(5年生 男子児童)

[先生のコメント]
 「もともと雪国体験は本校の行事予定にはなかったが、体と心を鍛える機会にスキーは最適だと思い、教諭の時代から実施したいと考えていた。今回、友達同士で助け合う場面が何度も見られた。その精神を忘れず、学校生活に反映できるよう努めてほしい。また、直接的に貢献はできなくても、東日本大震災の復興応援として福島を選択した。実際に現地に来て、福島で思い出を作ることで、福島について考え、震災の風化を防ぐことに繋がればと思う。」
(校長 大橋 清士先生)

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