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2021.08.25(水) 09:00 その他山の日企画/第2回目~学校団体向け登山・ハイキングコンテンツ紹介~  (全3回)

尾瀬の木道

大江湿原

ニッコウキスゲ(例年7月下旬見ごろ)

尾瀬沼と燧ケ岳

 山の日とは・・【山に親しむ機会を得て山の恩恵に感謝する日】として2016年より8月11日が祝日になりましたが、今年はオリンピックの関係で8月8日に移動になりました。この「山の日」にちなみ、学校団体で挑戦できる福島県内のグリーンシーズン登山・ハイキングコンテンツを紹介します。
 第2回目は、福島、栃木、群馬、新潟4県にまたがる尾瀬国立公園でのハイキングを紹介!

■尾瀬国立公園「尾瀬沼往復コース」(檜枝岐村)【全長約6.5㎞・往復約3時間】
 福島県南会津エリアの尾瀬国立公園は、「ふくしま尾瀬」として檜枝岐村を玄関口に登山口が5カ所以上あります。中でも沼山峠をスタートし、尾瀬沼ビジターセンターまでを往復するコースは代表的な初心者向けハイキングコースです。日帰りで挑戦できるコースながら、植物の宝庫である大江湿原の木道を歩き、尾瀬沼に至るまで湿原植物や高山植物など普段見ることのできない大自然を存分に堪能することができます。
 豊かな水源を有し多種多様な植物が見られる尾瀬は、水力発電計画をはじめこれまで何度も開発の危機にさらされてきましたが、多くの人々の努力により美しい環境が守られてきました。今でも尾瀬地域でしか見られない植物は19種類も確認されており、日本の「自然保護の原点」と呼ばれる尾瀬の自然環境と自然保護活動、木道の整備費用等について事前学習をしてから訪れると、より楽しみながら歩くことができます。
※尾瀬国立公園は特別保護地区に指定されており、一切の採取行為が禁止されています。

●装備は?
 整備された木道を歩くため運動靴でも大丈夫ですが、雨天の場合は滑りやすくなるためトレッキングシューズがおすすめです。長袖長ズボン、日除けの帽子、そして天気が移り変わりやすいため雨合羽は必ず持参してください。水分補給の飲み物は忘れずに。

●ガイドは?
 整備された木道は迷う心配はありませんが、豊富な知識を有するガイドさんと一緒の方が、学習効果は何倍にも高くなります。事前学習の答え合わせのため、たくさん質問をしてみましょう。
【ふくしま尾瀬のガイド】
・NPO法人A.R.S 会津高原自然学校
https://www.tif.ne.jp/kyoiku/program/disp.html?id=396

■周辺の体験スポット
●イワナつかみどり体験
https://www.tif.ne.jp/kyoiku/program/disp.html?id=402
 生きた魚に触る体験をしたことのない子供たちにとって手づかみでイワナを捕まえることは、非常に楽しく貴重な体験になることと思います。捕まえたイワナを食べることにより、イワナはどんな所に住んでいるのか、自然保護や環境問題を考えるきっかけとなります。

【関連記事】
●山の日企画/第1回目「裏磐梯五色沼自然探勝路」
https://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=638

●山の日企画/第3回目「安達太良山周遊コース」
https://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=640

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