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2011.09.02(金) 13:48 取材記事(教育旅行)京都文教大学の学生が、相馬市でボランティアを実施!

京都文教大学の皆さん

苺園の斎川さん

京都文教大学の学生約100名が、夏休み期間を利用して東日本大震災の被災地である福島県、宮城県、岩手県の3県でボランティアを実施しました。
9月1日、相馬市にある和田観光苺園には、辻本阿弥さん、新名こころさん、三和尚史さん、松本朋子さんの4名が訪れていました。

辻本さんは「学生にしかできないことがあると思い参加した。テレビで見た姿と実際に来てみるのとでは全く違う。ここに来るまでは今回の被災が遠くで起きていることのように感じていたが、地元の人と話すことで、震災や津波の怖さなどを知ることが出来た。来るまでは、皆さん落ち込んでいるんじゃないかと心配していたが、出迎えていただいたことがとてもうれしく、私たちも元気をもらいました」と、被災県に入る前と入った後の気持ちの変化を語ってくれました。
三和さんは「被災地に入ると、においなど五感で感じることができ、伝わり方、感じ方が全く違うと思った。最初、被災地を見たときには言葉が出なかったが、私たちに出来ることを協力したい。」という思いを話してくれました。

苺を守るためには欠かせない「ストロースノコ」を洗う作業に励む学生の皆さん。「これからも継続的にボランティアに参加したい。そして相馬、福島県の特産品をお腹いっぱい食べて観光もしたい。そのためにも、私たちが頑張ります!」と元気な笑顔。

このボランティアの様子は、同大学の秋の文化祭でも発表されるとのことで、今後も情報交換をしたいと考えています。

和田観光苺園(http://www.tif.ne.jp/jp/spot/spot_disp.php?id=2251 )は太平洋側に面しており、苺園の敷地のうち約3分の2が津波の被害を受けました。しかし、残された3分の1の農園では、現在育苗の作業をしており、来春のオープンに向け準備を進めています。
京都文教大学の皆さん、今度はおいしい苺を食べに、また福島に来てくださいね!

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