> メールマガジン一覧 > 福島県教育旅行メールマガジン2019年12月発行 vol.188
【1】熊本県立宇土高等学校が修学旅行で「原子力災害からの復興について」学びました
平成27年度から継続して本県に修学旅行・震災学習で訪れている当校は、今年度の大きなテーマとして2020東京オリンピック・聖火のグランドスタート地点であるJヴィレッジを実際に訪れることと、旅行最終日には東京の新国立競技場を見学する行程を組み入れることで、生徒たちにオリンピックが日本で開催される意義や、原子力災害から着実に復興している福島から学ぶことが目的で来県しました。
生徒・先生のコメントなど詳細については、下記URLよりご確認ください。
◎ふくしま教育旅行
https://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=567
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【2】南会津エリア4町村で取り組む“安全で質の高い教育旅行”
本県の南西部に位置する南会津エリアは、4町村(下郷町、檜枝岐村、只見町、南会津町)が連携することで児童・生徒の体験活動を地域全体でサポートし、農家民泊等で多くの教育旅行の受け入れを行っています。本県の教育旅行誘致活動に尽力している、当協会教育旅行推進委員会の湯田弘信委員長(南会津農村生活体験推進協議会/みなみやま観光株式会社・取締役営業部長)へ話を聞きました。
「安全で質の高い受け入れができるのも、受入農家の皆さんの協力があるからこそ。その手助けをするのが我々の役目だと考えています。」と湯田委員長。農家の皆さんと、教育効果の高い受け入れを実施している和歌山県・南紀州へ視察研修に行ったり、今まで各農家が行っていた生徒の送迎を事務局がバスで輸送するようにするなど、高齢化が進む社会情勢を見据え、関係者の受入軽減を図る取り組みを進めています。
令和2年10月には、体験型観光の振興に取り組んでいる全国組織「全国ほんもの体験ネットワーク」の総会が南会津町で開催されます。湯田委員長は「受け入れをすることで、農家の皆さんが元気になり、地域が活性化することが大切。そして体験活動を通じて、参加者が第二のふるさとと感じ、将来移住に繋がればうれしいですね」と、熱い思いを語ってくれました。
また、これからのウィンターシーズンは、スキーはもちろん、雪下ろしのボランティア、雪景色の絶景など、雪国ならではの楽しみがたくさん。インバウンドでも多くの観光客を集める南会津エリアは今後も目が離せません。
◎お問い合わせ先
みなみやま観光株式会社
電話:0241-62-2250
URL:http://www.minamiaizu.co.jp/
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【3】3月14日(土)、JR常磐線が全線開通! Jヴィレッジ駅も常設駅へ
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で不通となっている常磐線富岡―浪江駅間(約20.8キロ)が、約9年ぶりとなる3月14日(土)に運行を再開することになりました。また、現在はJヴィレッジ(楢葉町、広野町)でのイベント開催時に限り停車している常磐線「Jヴィレッジ駅」も常設駅となる予定です。3月26日(木)には、東京五輪聖火リレーがJヴィレッジをスタート。浜通り地域の交通の利便性が一層向上することで、観光振興や経済活性化に弾みが付くと期待されています。