> 学習プログラム > No.645:レジリエントな地域づくり(福島市)

学習プログラム

No.645レジリエントな地域づくり(福島市)

県北SDGs探究プログラム

学びの狙い

 磐梯朝日国立公園内に位置する土湯温泉は自然豊かな土地です。そのぶん、自然との闘いの歴史があります。地域を流れる「荒川」の氾濫、「土湯大火」と呼ばれる大火事、東日本大震災と、何度も甚大な被害を受けました。その度に地域住民一丸となり「まちおこし」をしながら復興してきました。自然災害や高齢化率56%という過疎化が進んでいる地域で、廃旅館の利活用、若者の定住促進など「まちづくり」について実際の担当者からの講演後、現地を視察します。また、別プログラム「再生可能エネルギー(地熱発電所)見学ツアー」とあわせることで、学習効果を高めることができますので、併用での受講を推奨します。

SDGs「17の目標(ゴール)と169のターゲット」

81113

・ゴール8:再生可能エネルギーを基にエビの養殖事業など雇用創出に励み若者の定住を促している。
・ゴール11:過去の災害から学んだ「災害に強いまちづくり」(再生可能エネルギーによる発電や、景観形成など)                
・ゴール13:自然災害に対する強靭性及び適応能力の強化を目指したまちづくり施策を行っている。

プログラムデータ

エリア 県北
目的 SDGs探究プログラム
お問い合わせ土湯温泉観光協会
福島県福島市土湯温泉町字下ノ町22ー1
TEL 024-595-2217
ホームページ https://www.tcy.jp/
受入可能期間通年(無休)
受入可能時間9~16時
一回あたりの人数10~100名
一回あたりの所要時間60~90分
料金1回11,000円
具体的な内容現地学習で得られる学びをさらに深めるために、本プログラムでは、事前・事後学習を設定しています。

【事前学習】
▶自分たちの町の問題点とは何か? 
▶どんな町にしたいのかのビジョン設定
※施設で対応できること
▶土湯温泉観光パンフレット送付パンフレット送付
▶土湯温泉のSDGsへの取り組みについてwebで紹介

【現地学習】
▶自然災害時の町の備えを考える(土湯温泉では利用可能な資源を選び出した結果、水力発電とバイナリー発電にたどり着いた)
▶発電事業により「停電しない町」になったが、それだけではなく、発電時に出る「冷却水」を利活用することで「エビの養殖」という更なる事業を生み出した
▶廃旅館をそのままにせずに利活用するためのアイデア
▶町の過疎化・高齢化問題の解決に向けた取り組みについて
①「まちづくり」についての講演(60分)
②現地視察(15~30分)

【事後学習】
▶自分たちの町では災害への備えとしてどういった対策がとられているのかを調べる
▶町の活性化のためにどのような施策がされているのかを調べる
▶自分たちの町で特産品を使った町おこしをするとしたらどのようなものがあるか考えてみる


備考対象:小学生・中学生・高校生
別プログラム「再生可能エネルギー(地熱発電所)見学ツアー」の併用受講を推奨しています。


資料ダウンロード
▼教育旅行ガイド 福島県SDGs探究プログラム
 https://www.tif.ne.jp/kyoiku/download/data/43.pdf
▼福島県SDGs探究プログラムシート(全38本)
 https://www.tif.ne.jp/kyoiku/download/data/48.pdf
▼ふくしまSDGs探究学習ノート
 https://www.tif.ne.jp/kyoiku/download/data/46.pdf

アクセスマップ

同じ条件の学習プログラム

エリア検索※省略時はすべて対象になります。

カテゴリ検索※省略時はすべて対象になります。

学習内容
受入れ人数
キーワード

対象件数 38件