> ニュース&トピックス > 2014.04.16(水) 13:57 インドネシア人学生と福島大生が学生交流を行いました。
日本政府が進める青少年交流事業「JENESYS2.0」の一環でインドネシア人学生による劇団「en塾」(えんじゅく)訪日団約60名が、平成26年4月8日に福島大学を訪れ、学生間で交流が行われました。
一行は4月2日に来日。東京公演、熊本公演を経て、4月7日に福島入りし、4月8日の朝、横断幕を手にする福島大学学生等に歓迎を受けました。
福島大学小沢副学長の挨拶後、マクマイケル国際交流センター副センター長が東日本大震災後の大学の取組を写真を交えて説明。2004年にスマトラ島沖地震を経験したインドネシア人学生等は大変共感した様子で真剣に話を聴いていました。
次に、福島大学災害ボランティアセンターの学生が被災した子どもたちを対象に実施したリフレッシュキャンプのバーベキュー、スキー、スノーボード、赤べこ絵付け体験等の様子を英語で説明。「en塾」の女子学生14名はインドネシア民族舞踊「サマンダンス」を披露し、大変な盛り上がりをみせました。
その後、6グループに分かれて影絵芝居、茶道体験やジャグリング等を通して福島大学学生と親睦を深めました。昼休み野外公演では、福島大学混声合唱団と「en塾」が震災復興の前進を願って作詞・作曲された「Tomorrow」を合唱で共演しました。
また、「en塾」は、日本の満員電車、お辞儀やお祭に驚くコミカルな日本語劇「東京ライフストーリー」を披露し、エンディングに歌われた「桜よ」は、東日本大震災にあった日本を応援する気持ちが込められた歌詞が付けられており、盛大な拍手に包まれていました。
「en塾」のHARIO(ハリオ)さんからは「福島大学の学生は優しくておもしろい。時々言葉が通じなくても表現や表情で通じ合える。インドネシアでも同じように大地震を経験したので、福島の方の悲しさが理解できる。東日本大震災が発生した時はインドネシア中の人が日本を心配した。「en塾」のメンバーは皆日本が大好きなので日本中が元気になるよう気持ちを込めて劇に取り組んでいる」と大変嬉しいコメントをいただきました。
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