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2015.01.27(火) 13:00 取材記事(教育旅行)福岡県立山門(やまと)高校が猪苗代町などで修学旅行を実施!

八重たんと職員による歓迎

班対抗ゲームで協力する様子

食事での交流

両校の集合写真

 福岡県立山門(やまと)高校の2年生195名が修学旅行のため、平成27年1月16日から19日までの日程でいわき市と猪苗代町を訪れました。
 同校は平成24年度に創立100周年を迎え、その記念事業の一環で福島県立浪江高校野球部と交流試合を行ったことが縁となり、今回初めて福島県で修学旅行を実施しました。
 本県での行程の初日となった16日は、いわき市で被災者語り部の震災講話を聴いたり津波被害の現地を視察した後、宿泊先の猪苗代町のホテルに向かいました。ホテルでは、福島県のマスコットキャラクターの「八重たん」や横断幕を手にした職員らが生徒たちを出迎え、生徒の顔からは笑顔があふれていました。
 その後、福島県立浪江高校から参加した生徒32名との交流会が行われました。それぞれの学校紹介や班対抗ゲームなどを通じて互いに友好を深めている様子でした。
 山門高校の木本和宏校長は「ニュースや新聞ではなかなか伝わらない、実際に訪れることでいろいろなことを学んでほしい。浪江高校との繋がりは、これからも永く続けていきたい」と話していました。また、生徒会長の春山陽菜乃さんは「実際に被災地を自分の目で見て、津波被害がすごかったと実感した。交流会では浪江高校の皆さんはとても元気でパワフルで、私たちが元気をもらった」と話していました。一方、浪江高校の生徒会長の今野美南海さんは「お互い遠く離れているが、同じ高校生同士で話が合い、仲良くなれたのでよかった。今後、他県についても学びたい」と話してくれました。
 翌17日から2日間はスキー研修を行い、19日に福島県を後にしました。

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