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2015.02.27(金) 13:48 取材記事(教育旅行)福岡県立福岡農業高校が猪苗代町などで修学旅行を実施!

横断幕とひでよくん等で歓迎

眼下に広がる猪苗代湖を見ながらのレッスン

みんなで記念写真

取材をさせていただいた杉島さん(右)と大嶺さん

 福岡県立福岡農業高等学校の2年生122名が、平成27年1月25日から27日までの2泊3日の日程で猪苗代町と会津若松市を訪れ修学旅行を実施しました。同校の修学旅行は震災前は本県で行われていましたが、震災後は今回が初めての本県での実施となりました。同校には平成26年5月に福島県観光物産交流協会の教育旅行誘致キャラバンが訪問し、放射線の現状や食品の検査体制等についての説明を行った経緯があります。
 1月25日に会津若松市内に到着した一行は、鶴ヶ城を見学した後、夕刻に猪苗代町入りしました。ホテルでは横断幕と野口英世のマスコットキャラクター「ひでよくん」も関係者と一緒に歓迎し、到着した生徒たちからは笑顔があふれていました。
 翌26日はスキー教室が行われ、普段は触れることができない雪に生徒たちの歓声が響き渡っていました。スキーは初めての生徒が多く、インストラクターの指導を受けて次第に上達していきました。
 生徒会長の杉島愛さんは「福岡ではスキーができないので楽しみにしてきた。東日本大震災で被害を受けた福島の皆さんが前向きに頑張っている姿を見て自分が励まされた」と真剣な表情で話してくれました。体育委員長の大嶺尚紀さんは「スキーはリフトが高くて怖かったが、滑れるようになって嬉しい。震災学習では福島県の現状について学びたい」と話してくれました。
 同日夜には富岡町の農業従事者の方から震災講話を聴き、震災後の被災地の農業について理解を深めました。
 翌27日もスキーを楽しんだ生徒たちは本県での3日間の行程を終え、28日に次の目的地である東京都へ向かいました。      

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