2017.03.24(金) 18:51 取材記事(教育旅行)福岡県の私立杉森高校が修学旅行で来県！ 会津エリアのスキー研修で、福島の豊かな自然を体感しました！

［本県日程］
平成２９年１月１５日～１８日（３泊４日）　全体は１月１５日～１９日（４泊５日）

［学校名・学年・人数］
２学年　１２７名

［来県市町村］
猪苗代町、いわき市

［本県を訪れた目的］
２年生が修学旅行のスキー研修のため初めて来県した。
スキーの初歩を体得する中で、短期間で環境に順応する力を鍛え、自然の偉大さを体感することと、食物科の生徒が、東日本大震災以来、交流のある福島県立いわき海星高校を訪れ、意見を交換し、親睦を深めることが目的。

［取材内容］取材日：平成２９年１月１６日
箕輪スキー場でのスキー研修初日は、列を組んで基本練習を行った。はじめは止まれずに転んでしまう生徒もいたが、インストラクターの分かりやすい指導により、みるみるうちに上達し、スキーを楽しむ姿が見られた。また、快晴で見晴らしもよく、リフトに乗った生徒たちは地元では見られない雪景色を満喫した。

○生徒のコメント
「はじめは滑れなかったスキーも、徐々に滑れるようになり達成感を感じた。九州の雪はベタベタしていてすぐ溶けてしまうが、福島の雪はサラサラでキラキラしていて驚いた。震災からの復興状況を心配しましたが、スキーなどのアクティブなイメージもみんなに知ってもらいたい。」
（伊藤鈴菜さん）

「福島は震災のイメージが強い。まだ町に傷跡が残っていると思っていたが、ここまで来る道程ではそれを感じさせないほど復旧していて安心した。震災後、復興のために活動する人々の姿に関心がある。福島ではそういった人々の姿をみて、今後の防災や復興支援に役立てていきたい。」
（中尾佳奈さん）

○先生のコメント
「生徒たちも慣れない環境の中、雪を楽しんでいるようだ。できないからこそ乗り越える力、いかに工夫して技術を体得するかをスキー研修を通して考えることが、今後の人生で重要になってくる。その力を養うために、福島での研修は有効だと思う。」
（校長　志賀建一郎先生）


［今回の訪問場所について］
・箕輪スキー場
http://www.ski-minowa.jp/


［写真］