> ニュース&トピックス > 2017.10.05(木) 11:34 埼玉県の羽生市立新郷第一小学校が林間学校で来県!南会津町と羽生市をつなぐ架け橋!
[日程]
平成29年7月27日から7月29日(2泊3日)
[学校名・学年・人数]
5年生 23名
[来県市町村]
南会津町
[本県を訪れた目的]
毎年恒例の林間学校のために来県。自然体験の豊富なメニューや学習効果などを踏まえ、生徒たちにとって南会津エリアでの林間学校が一番効果的で力になる、という校長先生の意向により、本県で林間学校を継続実施。
また、生徒たちは羽生市より、羽生市ジュニア親善大使の任命を受けて、南会津エリアの自然の中で心身を鍛え、かつ羽生市のPR活動を通して双方の交流を深めることが目的で来県。
[取材内容]取材日:平成29年7月28日
(会場:[登山]高倉山(たかつえスキー場)、[ラフティング]しらかば公園)
入念な準備運動の後、高倉山登山のためにたかつえスキー場を出発した一同。引率ガイドによる植物の説明に興味深く聞き入り、全身で南会津の自然を体感しているようだった。急な斜面の道に入ると、お互いの手を引いたり背中を押しあって登るなど、心温まる生徒の協力し合う姿が見られた。
頂上では昼食を摂り、霧の合間から見える風景を眺めたり、興味深く植物観察をし、有意義な時間を過ごした。
ラフティングでは、3人1組となり大きな浮き輪に乗って川下りを行った。体を慣らすため、まずは歩いて川を登る生徒たちは、水の冷たさや膝下ほどの水の深さに戸惑いつつも、バランス感覚を身につけ、早速コツをつかんでいた。浮き輪に乗ってゆったりとした流れに運ばれる生徒、足をばたつかせて水をかけあう生徒、黙々と真剣に登山する姿とは一変して、無邪気な輝く笑顔が溢れる体験となった。
また、自然体験や見学の要所では、ガイドの方や施設の方に向けて羽生市の紹介スピーチを行い、親善大使として地元のPRに尽力。生徒たちは自然体験と親善大使としての責務を全うし、自信や達成感に満ち溢れていた。
[生徒のコメント①]
「尾瀬登山の道のりには、あざみやうるしなど知らない植物がいっぱいあって勉強になった。自然の中で植物観察や山歩きなど、いろいろな体験ができて楽しかった。福島と羽生のお互いの町のいいところを知って、みんなが仲良くなれれば嬉しい。」
(鈴木理央さん)
[生徒のコメント②]
「初めてのラフティングが印象に残った。最初は緊張したけど、水の冷たさや川の流れにも慣れてきて自然を満喫できた。ニッコウキスゲやわたげは地元では見たことがなかったので、どんな植物だったか家族に教えたい。また福島に来たいと思った。」
(小川恭佳さん)
[先生のコメント]
「学校行事の取り組みとして、研修地に赴き見学だけで帰ってくるだけでは意味はない。こうして離れた場所で体を使って自然体験を行うことで、その土地の良さを体感するだけでなく、ふるさとの存在や帰る場所のありがたみが分かる。その感謝の気持ちは今後、大人になっていく上で大切な気持ちだ。それをここで育みたい。登山から降りてきた生徒の、疲れた中にも達成感のあるたくましい表情を見て、ここに来て良かったと思った。」
(校長 泰居克明先生)
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