> ニュース&トピックス > 2018.12.12(水) 08:55 大分雄城台高等学校の2年生が修学旅行で来県!白河市の小峰城を見学しました。
[日程]
全体日程 平成30年11月12日から11月16日
福島県日程 平成30年11月12日から11月13日
[学校名・学年・人数]
大分県立大分雄城台高等学校 2年 240名
[来県市町村]
天栄村・白河市
[本県を訪れた目的]
昨年初めて修学旅行で来県し、福島大学と震災学習等の交流を行ったことがきっかけとなり、震災に対する知識や防災意識を身につけることを目的に本年も福島県を訪れた。
[取材内容]取材日:平成30年11月13日
小峰城は東日本大震災の地震により、地割れや石垣の崩落などの被害が多数発生しました。震災前の写真をもとに地道な復旧工事が行われ、7,000個もの石垣に番号を振ってもとの位置に積み上げる復旧工事が今年7月に完了し、白河市の復興のシンボルとなっています。
生徒たちは「ツーリズムガイド白河」の方々から、震災時の被害や小峰城の歴史について話を聞きながら、前御門や三重櫓、石垣を見てまわりました。その後、城内に入り三重櫓の造りや天守閣の中を見学しました。生徒たちは復元された城内で興味深く、真剣な表情をうかべていました。
[生徒のコメント①]
ガイドさんから白虎隊の話や震災後の復興についての話が印象に残った。小峰城の番号がふられた石垣の石を、また積み上げたという話はすごいと思った。帰ったら自分も復興についてもっとよく考え、ボランティアに参加することや防災対策など、積極的にできることをしていきたい。
(2年 関晧太さん)
[生徒のコメント②]
震災があったとき、小峰城の石垣が真ん中から崩れて端っこは残ったという話や、石垣の石に書かれた消えない番号のことなどが印象に残った。石垣を修復する技術が、熊本城の再建にも関わっていること知り驚いた。
(2年 齋藤真実子さん)
[先生のコメント]
修学旅行で福島県に来るようになったのは平成29年度からで、福島大学からのお声掛けで震災学習を行ったことがきっかけでした。平成28年の熊本地震のこともあり、被災した時のことを身近な問題として生徒たちに考えてもらえたらと思い、福島への訪問を継続しています。生徒たち一人ひとりが、何か感じて、いざという時のために何か得るものがあればいいと思います。
[今回の訪問場所について]
・小峰城について(白河観光物産協会ホームページ)
http://shirakawa315.com/sightseeing/komine.html
・観光ボランティアガイド「ツ―リズムガイド白河」
http://shirakawa315.com/voluntee/
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