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福島県教育旅行メールマガジン 2018年10月発行 vol.174

【1】平成29年度福島県教育旅行入込調査報告書が公表されました

 福島県観光交流課では、本県教育旅行の実態を把握するとともに、今後の対策に活用するため「平成29年度福島県教育旅行入込調査」を行い、このたびその結果が公表されました。
 福島県では、歴史学習や豊かな自然環境を生かした体験学習を推進し、延べ宿泊者数が年間70万人を超える子どもたちを受け入れてきましたが、東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故による風評などの影響もあり、平成23年度は約13万人まで減少しました。
 平成29年度は約48万8千人まで回復しましたが、震災前の68.8%にとどまり、緩やかな回復傾向にあるものの、本県の教育旅行を取り巻く環境は依然厳しい状況にあります。
 このような現状を踏まえ、引き続き福島県では行政と民間が一体となった教育旅行誘致キャラバンの実施、教育旅行セミナーの開催、県外への情報発信やワンストップ窓口の設置など教育旅行の受け入れ支援に積極的に取り組んでいます。
 平成29年度福島県教育旅行入込調査報告書については、下記URLよりご確認ください。

◎ふくしま教育旅行
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=508

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【2】新潟県五泉市立五泉中学校が今春再開の飯舘中学校を訪れ交流を深めました

 五泉市立五泉中学校の生徒会は、東日本大震災から7年が経過した中、震災の教訓の風化を懸念し、復興の現状を知るため現地訪問を企画。飯館村が2020年東京五輪・パラリンピックでラオスのホストタウン、五泉市がモンゴルのホストタウンになっていることから、飯舘中学校で開催された「ホストタウンサミットin 飯舘」に参加し交流を深めました。

 生徒・先生のコメントなど詳細については、下記URLよりご確認ください。

◎ふくしま教育旅行
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=509  

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【3】一橋大学フィールドホッケー部が、棚倉町で合宿を行いました

 一橋大学フィールドホッケー部が恒例の夏合宿で来県しました。フィールドホッケーの技術向上と、チームの一体感を深めることが目的で、専用のフィールドホッケー場が整備されていることから、継続して本県で合宿を行っています。

 部員のコメントなど詳細については、下記URLよりご確認ください。

◎ふくしま教育旅行
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=510
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【4】茨城県のつくば秀英高等学校が、富岡町で震災学習を行いました
 
 つくば秀英高等学校では、福島県で震災後の現状を学び、復興への思いを共有してほしいという思いから、第1学年の林間学校の一環で、平成27年度から本県で震災学習を行っています。昨年まで楢葉町で震災学習を行っていましたが、楢葉町から7kmしか離れていない富岡町では復興の進捗が違うことを知り実施しました。

 先生・生徒のコメントなど詳細については、下記URLよりご確認ください。

◎ふくしま教育旅行
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=511
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【5】トマトをテーマとした「体験型」ファームで、楽しく学びながら収穫体験!

 福島県の教育旅行回復に向けて尽力している当協会教育旅行推進委員から、地域のおすすめやお役立ち情報をお届けします。今回は、トマトの収穫体験を通して積極的に教育旅行を受け入れている、株式会社ワンダーファーム営業企画室室長の船生保行さんから話を聞きました。
 全国でもトップクラスの年間日照時間を誇るいわき市。ワンダーファームでは、日射量に合わせて養液の量や回数を調整して供給する「点滴養液栽培」を採用し、主力ブランドの「サンシャイントマト」をはじめ、さまざまな種類のトマトを育てています。中でも、収穫体験は食の大切さを楽しみながら学べるとあって、教育旅行でも注目のコンテンツ。いわき市内の小学校をはじめ、県外の学校も訪れ、自然学習として取り入れています。
 「収穫体験中には、どのようにトマトができるかを説明します。そうするとトマトに興味が沸いて、苦手な子どもも食べてくれるんですよ。完熟したトマトは味が違いますし、実際に自分で採って食べてみたらおいしかった!と笑顔で体験していきます。また、農業の魅力を伝えるため、中学・高校生のインターンシップも受け入れています。今後も福島の農業、食を楽しみながら感じてもらえる場所を目指していきたいです」と船生さん。
 さらに、トマトをテーマとしたエリア内では、手ぶらでバーベキューができるほか、レストラン、直売所、加工工場もあり、イベント等も開催しています。船生さんの話をうかがって、実際に見て、聞いて、食べて、おいしさや安全性を理解していただくことが、福島県の本当の風評払拭に繋がると感じました。

◎株式会社ワンダーファーム
http://www.wonder-farm.co.jp/wonder/index.html
※トマト収穫体験は1人1,000円(税込み) ※内容により異なります