> メールマガジン一覧 > 福島県教育旅行メールマガジン 2019年1月発行 vol.177
【1】長崎県立佐世保南高等学校が修学旅行で浜通りを訪れ、震災学習を行いました
長崎県立佐世保南高等学校は、平成25年度から平成28年度を除き継続的に修学旅行で来県しています。今回は、津波被害の大きかった久之浜地区、全町避難をした自治体で最初に避難指示が解除された楢葉町、震災後7年4カ月ぶりに一部施設が再開された、楢葉町と広野町にあるJヴィレッジを訪れました。
生徒・先生のコメントなど詳細については、下記URLよりご確認ください。
◎ふくしま教育旅行
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=519
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【2】長崎県の島原中央高等学校が修学旅行で5年連続の来県!いわきFCパークを見学しました
長崎県の島原中央高等学校は、平成3年6月に発生した雲仙・普賢岳の噴火災害に見舞われた際、全国各地から多くの支援をいただいたことを教訓とした東日本大震災の支援活動を行っており、本県での修学旅行で震災学習を取り入れています。今回は、復興支援の一環として建設された、アンダーアーマー(スポーツ用品メーカー)の物流拠点「ドームいわきベース」に隣接した、いわきFCパークを訪れました。
生徒・先生のコメントなど詳細については、下記URLよりご確認ください。
◎ふくしま教育旅行
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=520
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【3】鹿児島県立鹿児島中央高等学校が修学旅行で初来県!震災学習とスキー体験を行いました
鹿児島県立鹿児島中央高等学校は、修学旅行のため来県しました。1日目はいわき市で日頃から災害に対応できる心がまえや防災の知識を身につけることを目的とした震災学習を実施し、2日目は裏磐梯グランデコスノーリゾートでスキー体験を行いました。
生徒・先生のコメントなど詳細については、下記URLよりご確認ください。
◎ふくしま教育旅行
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=521
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【4】地域の活性化にも貢献、貸切バスで教育旅行を推進しています
福島県の教育旅行回復に向けて日頃より尽力している福島県教育旅行推進委員メンバーの井上努委員(福島観光自動車株式会社 常務取締役)から貸切バス事業者から見る教育旅行について聞きました。
井上委員は「貸切バス事業者として安全なバス運行は当たり前のこと」とした上で、「安全運行は、急に意識してできるものではなく、日頃より会社全体が安全意識を高く持ち、常に上の安全性を目指していかなければならないと考えています。」と強調。あわせて、確実に目的地まで送り届ける運転技術についても「運転士の技術習得には時間もコストもかかりますが、満足していただく運行に必要不可欠なことなので、今後も環境づくりや意識づくりを徹底していきたい。」と社の運行管理の方針を述べました。
貸切バスは、教育旅行の移動手段として重要な役割がありますが、本県では林間学習や修学旅行シーズンになると多くの貸切バスが運行し、地域の活性化にも貢献しています。特に最近の教育旅行は、全学年の同一行動や周遊型の観光目的の学習から、体験学習などを取り入れた参加型プログラムへ変化していることもあり、井上委員は「時代の流れを見極めてしっかりと対応をしていきたい。傾向としてバスガイドを付けない学校も増えてきましたが、時間と予算が合えば、ぜひバスガイドの説明を聞きながら県内を巡っていただきたい」と、ガイドが付くことで得られる教育旅行の効果についても話しました。
福島県は、北海道、岩手県についで3番目の広さがあります。貸切バスを利用して、多彩な学びを可能とする広大なフィールドの福島県で教育旅行を実施してみませんか。
◎福島観光自動車株式会社
http://fukushimakanko.co.jp/
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【5】NHK「東日本大震災アーカイブス」~証言webドキュメント~が公開中です
あの時、何が起こり、人々はどう行動したのか…。「東日本大震災アーカイブス」は、平成23年3月11日の東日本大震災で被災した人々の証言を中心に、震災が発生したときのニュース映像や復興に関するニュース等、NHKが持つ震災に係わる映像を公開しています。
今年3月で被災地では震災から8年を迎えます。震災の記憶や経験を継承し、防災意識向上のためにぜひご覧ください。
◎東日本大震災アーカイブス
https://www9.nhk.or.jp/archives/311shogen/