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メールマガジン

Vol.088 2011年9月

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【福島県教育旅行メールマガジン 2011年9月発行 vol.88】

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「がんばろう!福島 がんばろう!東北 がんばろう!日本」

※※※佐藤雄平福島県知事から皆様へ、メッセージです。※※※

東日本大震災における全国の皆様のご支援に心より感謝申し上げ
ます。
震災から半年が過ぎましたが、皆様の温かいご支援を支えに、県
民一丸となって復興に向けて取り組んでおります。
さて、本県は、豊かな自然や歴史、伝統文化、そして温かな県民
性などを生かすとともに、官民一体となったプロモーション活動
により、日本有数の教育旅行適地として年間70万人を超える学
生を受け入れてきました。
しかしながら、今回の原子力災害による風評被害等の影響を受け
、県内全域に教育旅行のキャンセルが相次いだことは残念でなり
ません。
本県は全国三位の面積を有し、地震や原子力災害の影響もほとん
どない、元気な観光地が沢山あります。
また、皆様に正しい情報を提供するため、観光地や農林水産物の
モニタリング調査を実施しており、ホームページなどでその情報
を開示しております。
さらに、今年の8月初旬には、全国高等学校総合文化祭が開催さ
れ、全国から8千名を超える高校生に参加いただきました。
皆様に県内を訪れていただくことが、県民に元気と勇気を与え、
復興への大きな力となります。
今後とも、県では、正しい情報の発信に努めてまいりますので、
本県を教育旅行の行き先として選んでいただけますようお願いい
たします。
皆様のお越しを心からお待ち申し上げます。

■福島県知事メッセージ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=88
■福島県からの大切なお知らせページ(モニタリング結果など)
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/important/index.html

――■ 2011年9月号 ■―――――――――――――――――
【1】磐梯山が東北初・日本ジオパークに認定!!
【2】教育旅行キャラバン、千葉、茨城、栃木、九州へ。
【3】フラガールズ甲子園無事開催!ハワイアンズも再開へ。
【4】保科正之生誕400年、企画展や式典が開催されます。
【5】「喜多方・喜楽里(きらり)博」と「会津・漆の芸術祭」
が開幕!
【6】10月末に全国農産物直売サミットが開催されます。
【7】リレーコラム・アクアマリンふくしま/安部 義孝さん
――――――――――――――――■ 2011年9月号 ■―――

【1】磐梯山が東北初・日本ジオパークに認定!!

東北で初めて、猪苗代町、磐梯町、北塩原村にまたがる磐梯山地
域が日本ジオパークに認定されました。ジオパークとは、ジオ(
地球・大地)とパーク(公園)を合わせた言葉で、地質や地形だ
けではなく、すばらしい景観や貴重な動植物を学習できる自然公
園をさします。
このジオパークの認定は、地形、地質などの自然遺産はもちろん、
地域につながりのある文化遺産があり、訪問者が楽しめる活動が
あることが条件です。
磐梯山地域での自然体験は、専門家による出前講座(事前学習)
や、ガイドと一緒に歩くトレッキングやバードウォッチングなど
、多くの学校の皆様から高い評価をいただいております。ぜひジ
オパークに認定された磐梯山へお越しください。

■磐梯山ジオパークホームページ
http://bandaisan-geo.com/
■磐梯山噴火記念館ホームページ
http://www.bandaimuse.jp/

【2】教育旅行キャラバン、千葉、茨城、栃木、九州へ。

福島県教育旅行推進委員会が主催する教育旅行キャラバンが9月
26日から始まりました。今年のキャラバンでは、毎年福島県に
お越しいただいている学校を中心に訪問を予定しており、教育旅
行受け地の安全面の取り組みや現状について説明します。皆様の
地区へ訪問する際はよろしくお願い致します。
・千葉地区 9月26日(月)~30日(金)
・茨城・栃木地区 10月11日(火)~14日(金)
・九州地区 10月25日(火)~28日(金)

【3】フラガールズ甲子園無事開催!ハワイアンズも再開へ。

高校生による初のフラダンスコンテスト「フラガールズ甲子園」
は東日本大震災復興イベントとして、会場をいわき市から東京・
秋葉原と舞台を変え、9月4日、無事開催されました。県内外13
校が参加し、鹿児島県の喜界高校が初代女王に輝きました。復興
を願う高校生の演技に会場からは大きな拍手が送られ、来年のい
わき開催を誓いました。そのフラガールの本拠地であるスパリゾ
ートハワイアンズが、10月1日に再開することとなりました。今
回はホテルハワイアンズなどの一部再開となりますが、来年1月
に新ホテル「モノリスタワー」を含めたグランドオープンに向け
て準備を進めています。ご期待下さい。

■スパリゾートハワイアンズホームページ
http://www.hawaiians.co.jp/index.html

【4】保科正之生誕400年、企画展や式典が開催されます。

今年、生誕400年を迎える会津松平家の祖保科正之の企画展や記
念式典が実施されます。鶴ヶ城天守閣郷土博物館と県立博物館で
は保科家が徳川家康からもらった感状(書状)や太刀、加賀前田
家や彦根井伊家との交流を示す藩主の日記など、国の重要文化財
クラスの資料を含め、100点が同時に展示されます。
また、10月には保科氏をまつる猪苗代町の土津神社では、「保
科正之公生誕400年を祝う集い」が開催され、子ども達にも、会
津藩の精神文化に大きな影響を与えたその生涯を学んでもらうた
めに、読本を制作する予定です。

■福島県立博物館ホームページ
http://www.general-museum.fks.ed.jp/index.html
■鶴ヶ城(会津若松市観光公社)ホームページ
http://www.tsurugajo.com/index.html
■「保科正之公生誕400年を祝う集い」情報
http://www.tif.ne.jp/jp/event/event_disp.php?id=1035

【5】喜多方「喜楽里(きらり)博」と「会津・漆の芸術祭」が
開幕!

9月17日から喜多方市では、「食」、「観」、「体験」をテーマ
にした約200の観光メニューを用意し、喜楽里博を開催しています。
「漆の芸術祭と非公開の蔵座敷」見学など、限定ツアーが予定され
ています。
そして、「東北へのエール」と題した漆の芸術祭が今年も開催さ
れます。震災で失われた多くの命の鎮魂、そして復興と再生への
願いを文化の力で照らし出したいと、開催が決定されました。日
本全国からたくさんのアーティストが参加します。ぜひ、会津の
祭りにお越しください。

■喜多方・喜楽里博ホームページ
http://kirari.kitakata-kanko.jp/
■会津・漆の芸術祭ホームページ
http://www.aizu-artfest.gr.fks.ed.jp/

【6】10月27、28日に全国農産物直売サミットが福島県で開催
されます。

まちむら交流機構が主催する「全国農産物直売サミット」が、郡
山市をメイン会場に開催されます。今年の全国サミットは、福島
の生産者や直売所が抱えている困難を共有し、ともに乗り越えて
行く方策を検討します。また、全国の直売所の絆を活かし、互い
に支えあいながら確かな日本の食と農を未来に受け渡すという直
売所の使命を再確認します。詳細は下記からご覧下さい。皆様の
ご来県をお待ちしています。

■まちむら交流機構「全国農産物直売サミット」の案内
http://www.kouryu.or.jp/chokubai/

【7】リレーコラム・アクアマリンふくしま/安部 義孝さん

「第8回小名浜国際環境芸術祭オープン」

アクアマリンふくしまのアート展は、異ジャンルの若手芸術家の
参画によるエッグオブアーティスト展にはじまります。当初は、
ビエンナーレでしたが、2003年の環境水族館宣言を機に、2004
年から毎年開催するようになり、今年で第8回になります。小名
浜倉庫群の原風景保存運動をかかげ、ニューヨークのSOHOをも
じってSOKOを活用してきました。このたびの大津波が、旧5、6
号倉庫を真正面から襲い、修理不能になりました。原風景として
残すかどうか風前の灯火です。
第8回小名浜国際環境芸術祭は、9月17日から11月13日のロング
ランで開催します。今年は、災害を機につくった「がれき座」の
大空間を舞台に、キネティックアーティストとして国際的に知ら
れる伊藤隆道氏が東日本大震災の鎮魂のために国内の作品を集め
て特別展を引き受けてくれました。いまだ災害の傷跡の癒えない
広場には、野外彫刻がならび、「よみがえれ! 私たちの海」を
テーマにした大漁旗がたなびきます。
館内では、2階のホワイエを3階の海洋文化展示オセアニックガ
レリアにつぐ「オセアニックガレリアII」と位置付け、スロー
プ壁面での絵画展・写真展、ガレリアIIの壁面には小名浜の画
家、阿部セツさんの「小名浜魚市場」常設展示、テラスやホール
での盆栽展、ここから続くアクアマリンえっぐ会場を中心とした
キッズアート展など、いままでの環境芸術活動の総集編とも云う
べきテーマが展開されます。
開館以来、あるいは葛西臨海水族園の時代から長年協力して頂い
てきたアーティスト達も、今や日本を代表する芸術家になりまし
た。災害に対峙するアクアマリンふくしまにとって、このたびの
環境芸術祭は組織にとっても、地域の人々にとっても、今までと
は違う意味をもってくるものと思っております。
ところで、館へのアプローチには「わくわく里山」の岩の腰掛け
ができました。小ネギの種を蒔きました。私の野外彫刻の作品で
す。一見緑豊かにみえる我が国の生物環境は砂漠化に向かってい
ます。「砂漠に緑を! 港オアシス・わくわく里山プラン」が、
第8回環境芸術祭のシンボルになると信じています。
※「キネティックアート(kinetic art)」とは、「動く美術作品
または動くように見える美術作品」のことです。

■アクアマリンふくしまホームページ
http://www.marine.fks.ed.jp/


※本メールは今まで福島県観光物産交流協会教育旅行推進委員と
名刺交換させていただいた方、福島県観光物産交流協会会員、う
つくしま観光プロモーション推進機構会員の皆様にお送りしてお
ります。
送信先を変更されたい方、また今後このようなお便りをご希望さ
れない方はお手数ですが、その旨ご返信いただけますようにお願
いいたします。

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◇発行者Webサイト: http://www.tif.ne.jp/kyoiku/
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【発行元】  
 〒960-8053 福島市三河南町1-20 コラッセふくしま7階
    財団法人福島県観光物産交流協会 教育旅行推進委員会
    TEL 024-525-4024   FAX 024-525-4087
    Mail tabiiku@tif.ne.jp

━━━━━━━━ Original Message Ends ━━━━━━━━