> メールマガジン一覧 > Vol.087 2011年8月
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□ 【福島県教育旅行メールマガジン 2011年8月発行 vol.87】 □
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「がんばろう！福島 がんばろう！東北 がんばろう！日本」
※※※今月号のリレーコラムは、7月15日に再オープンした、いわき市・
環境水族館アクアマリンふくしまの安部館長です。※※※
津波、そしてその後の停電などの困難を乗り越え、震災からわずか4ヶ月
で再開にこぎつけたアクアマリンふくしま。全国の水族館に海獣を保護し
てもらうなど、たくさんの方の支援をいただき、再オープンの日を迎える
ことが出来ました。今回のメルマガでは、震災当時の様子や被害状況、そ
して再開への思いと皆様への感謝のメッセージをお届けします。
――■ 2011年8月号 ■――――――――――――――――――――
【１】ふくしま総文大成功、感動に包まれ無事開催されました！！
【２】9月4日 東京・秋葉原でフラガールズ甲子園開催！！
【３】9月23日再公演決定！「息吹」南会津の小中高生が演じます。
【４】県内観光地、都市公園、運動施設の放射線データを追加しました。
【５】旅行会社の教育旅行事業部担当者の現地研修を実施します。
【６】会津松平藩祖・保科正之公の調査・研究が始まります！
【７】リレーコラム・アクアマリンふくしま／館長 安部義孝さん
―――――――――――――――――――■ 2011年8月号 ■―――
【１】ふくしま総文大成功、感動に包まれ無事開催されました！
文化部のインターハイ「第35回全国総合文化祭（ふくしま総文）」が8月
3日からの5日間、福島県内6市町会場にて実施され、8月7日無事閉幕しま
した。「元気にお迎えしたい」という福島県の高校生の思いと、「今、福
島に行くことで皆さんに元気を与えたい」という全国の高校生の思いが本
大会を成功へと導くことが出来ました。各会場では生徒同士の交流があっ
たり、演奏や歌声に涙を流したりと、たくさんの感動のシーンがありまし
た。全国の高校生の活躍は、私たち福島県民に大きな希望を与えてくれま
した。本当にありがとうございました。
本大会の結果や大会の様子は下記からご覧いただけます。
■ふくしま総文ＨＰ
⇒http://www.fukushimasoubun.gr.fks.ed.jp/index.htm
■福島県教育旅行ＨＰ 「お知らせ」コーナー
⇒http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/index.html
■福島の旅ＨＰ 地域記者ブログ
⇒http://www.tif.ne.jp/jp/ati/ati_disp.php?id=9682
【２】9月4日 東京・秋葉原でフラガールズ甲子園開催！！
これまでもメルマガでお伝えしてきましたが、いわき発フラガールズ甲子
園が、震災を乗り越え、東京・秋葉原のアキバ・スクエアで第一回「東日
本大震災復興イベント フラガールズ甲子園inAKIBA」として開催される
ことになりました。4日午後1時に開演し、県内8校を含む計13校が参加、
初代女王を目指します。3、4日の2日間、いわき市復興キャンペーンも予
定されており、農産・特産物の販売のほか、復興を願う写真展なども開催
されます。ぜひ高校生の活躍を応援して下さい。
■フラガールズ甲子園ＨＰ
⇒http://www.hula-girls.net/
【３】9月23日再公演決定！「息吹」南会津の小中高生が演じます。
東日本大震災の影響で延期となっていた3月公演が9月23日に決定しまし
た。舞台「息吹～南山義民喜四郎伝」は、昨年12月、南会津町で地元の
小・中・高校生が主人公となり作り上げ、大きな感動を呼び、再公演が決
定していました。今回の震災の後、8月には埼玉県でもチャリティー公演
を実施したり、福島の子ども達の元気な姿を皆さんにお届けしています。
この舞台を制作した会津高原自然学校では、今後、地元の小・中学生だけ
ではなく、修学旅行や林間学校などで訪れる子ども達のプログラムとして
整備を進め、文化交流として発展させていきたいと考えています。
■「息吹」南山義民喜四郎伝 南会津公演
⇒http://www.minamiaizu.jp/ibuki_110923.html
【４】県内観光地、都市公園、運動施設の放射線データを追加しました。
福島県内の観光・宿泊施設の受入状況を公開している「福島県からの大切
なお知らせ」ページの「震災に関する情報」コーナーに、「福島県内観光
地、都市公園、児童福祉施設等の放射線に関するモニタリング結果」を追
加しました。教育旅行や合宿にお越しいただく際の参考にご覧下さい。
■福島県教育旅行ＨＰ 「福島県からの大切なお知らせ」コーナー
⇒http://www.tif.ne.jp/kyoiku/important/index.html
【５】旅行会社の教育旅行事業部担当者の現地研修を実施します。
東北観光推進機構では、旅行会社の教育旅行事業担当者を招き、東北現地
研修を開催します。その第一弾として、本日8月22日からＪＴＢの皆様が
岩手県に入り、24日までの3日間、中尊寺や松尾鉱山、松島海岸、最終日
には福島県会津若松市の鶴ヶ城などを視察します。24日には、福島県内の
教育旅行関係者との意見交換会なども予定されており、会津の安全性や現
状を実際に見て頂きます。
この他にも、千葉県内小中学校の校長先生の有志が、夏休み期間を利用し
て喜多方・会津・白河方面の訪問を実施して下さいました。
現地に入って頂くことで、安全性や現状をご理解頂けるよう、皆様のお越
しをお待ちしております。
【６】会津松平藩祖・保科正之公の調査・研究が始まります！
今年、生誕400年を迎える会津松平藩祖・保科正之公の足跡を検証する事
業が始まります。正之公は「寛永の大飢饉」や「明暦の大火」などの大災
害に遭遇しましたが、難局を乗り切り、江戸の町の再生に力を尽くしまし
た。東日本大震災に見舞われた今、正之公のリーダーシップを高く評価す
る声が上がっています。
会津藩の精神文化に大きな影響を与えた「家訓（かきん）十五カ条」を検
証するほか、日本初の学問所「會津稽古堂」を調査・研究し、教育旅行の
素材を発掘します。
映画化が決定した、本屋大賞受賞作の「天地明察」（冲方丁著）に登場す
る正之公と「会津暦」も調査する予定です。歴史的な改暦に携わった正之
公の足跡を辿り、現代版「会津暦」のサンプルを試作します。今後、歴史
・産業観光ツアーに活かされると期待されています。
【７】リレーコラム ふくしま海洋科学館・アクアマリンふくしま／館長
安部義孝さん
「アクアマリンふくしま 応援、ありがとう」
日頃よりアクアマリンふくしまへのご支援ご協力に深く感謝いたします。
さて、このたびは、アクアマリンふくしまの被った東北地方大地震の災害
に対して、心温まるお見舞いをいただき感謝いたしております。
去る、３月１１日金曜日、アクアマリンふくしまは開館しておりました。
午後２時４６分、大地震。職員の適切な誘導で来館者は無事水族館を離れ
ましたが、続く大津波警報にボランテイアを含む職員８０名は安全を期し
て館にとどまりました。水族館は繰り返す津波によって孤立し一晩過ごし
ました。駐車場の車はことごとく流失し、小名浜港湾部は甚大な被害をう
けました。
水族館の水槽は全停電によって循環ろ過が停止したため、自家発電の非常
電源によるエアレーションによって潮目の海の魚たちは数日間延命しまし
た。しかし、自家発電を稼働する重油の補給がままならず、他館の協力を
得て海獣などの大動物を３階から移動する際、リフトを稼働させる発電の
ため、エアレーションを停止せざるをえず、大部分の魚類は死なせてしま
いました。
アクアマリンふくしまの建築そのものは、埠頭の立地であるため災害を想
定して一定の強度をたもっていますが、津波による電気設備の浸水被害、
外構部分の地盤沈下と液状化による相当の被害を受けました。
このような厳しい状況ではありましたが、職員一丸となっての復興作業や
関係各位の御協力により、開館１１周年記念日に当たる２０１１年７月１
５日に無事再オープンを果たすことができました。１２６日ぶりに館内は
子どもたちの楽しそうな声が響くようになり、また、いつものアクアマリ
ンふくしまが戻ってきました。改めて皆様の御支援に感謝申し上げますと
ともに、新たなスタートをきったアクアマリンふくしまへの御来館をお待
ち申し上げております。
≫≫≫リレーコラムは、次号へ続きます。≫≫≫
■環境水族館アクアマリンふくしまＨＰ
⇒http://www.marine.fks.ed.jp/
※本メールは今まで福島県観光物産交流協会教育旅行推進委員と名刺
交換させていただいた方にお送りしております。
送信先を変更されたい方、また今後このようなお便りをご希望されない方
はお手数ですが、その旨ご返信いただけますようにお願いいたします。
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◇発行者Webサイト: http://www.tif.ne.jp/kyoiku/
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【発行元】
〒960-8053 福島市三河南町1-20 コラッセふくしま７階
財団法人福島県観光物産交流協会 教育旅行推進委員会
TEL 024-525-4024 FAX 024-525-4087
Mail tabiiku@tif.ne.jp
━━━━━━━━ Original Message Ends ━━━━━━━━━