関山山頂の満願寺は、天平2年(730年)聖武天皇の勅使を受けた法相宗行基が開山したといわれる古刹である。山頂まで広い林道も登っているが、南側からはハイキングにふさわしい、気分の良い小道が続く。家族連れハイクに手頃なコースである。コースも他に3コースあり、下りに組合わせて楽しめる。
関山 石仏と紅葉
大きな「関山登り口」の石碑を見て砂利道をゆくと、関山駐車場となる。ここから進むと、右に「烏天狗の道」の標識が建つ。これに導かれて短い急坂を登る。急坂を終えると南東に延びる尾根伝いに進む。ミズナラやカエデ類の紅葉がいい。細い尾根道だが、しっかりとした一本道だ。やがて満願寺のある関山山頂に着く。山頂は大きな観音堂が建って山頂の大部分を占めている。西側の丘の端に立つと、白河市街の町並みの上に那須連峰が大きく眼前に広がっている。南には、運が良ければ富士山も見えるという。帰路は3つのコースのどれかを使い、車道を戻っても大した距離ではない。
関山駐車場 - [30分] - 阿夫利神社 - [30分]- 関山 - [40分] - 車道出合 - [10分] - 三十三観音 - [1時間] - 関山駐車場
・東北新幹線新白河駅 - [ JRバス関東 ] - 関辺バス停
・JR水郡線 磐城棚倉駅 - [ JRバス関東 ] - 関辺バス停
JRバス関東
東北自動車道 白河ICより約25分
関山駐車場
登山口、行程中トイレは無し
なし
県道184号線沿い、セブンイレブンしらさかの森スポーツ公園店、ファミリーマート西郷小田倉店、国道289号線 ローソン白河関辺店
温泉
キツネに化けた猫の伝説があり、「狐内」と呼ばれていた地に湧く温泉。湯量が豊富で自家源泉かけ流しの内風呂と露天風呂、サウナのほか、大広間やマッサージチェアを備えたリフレッシュルームがある。宿泊も可。
観光スポット
奥州の名城と謳われた小峰城。慶応4(1868)年の白河口の戦いで焼失落城してしまったが、平成3 (1991) 年に三重櫓、平成6 (1994) 年に前御門が江戸時代の絵図に基づき忠実に木造で復元された。
グルメ
手打ちのちぢれ麺が特徴の白河ラーメンは、昭和20年代、そば職人がそば打ちの技法で作ったのが始まりと言われている。醤油ベースのスープで、チャーシュー、メンマ、ホウレンソウ、ナルトが乗るのが定番。市内に100軒を超す店がある。
グルメ
地産地消のご当地バーガー。白河産の米粉を使ったもちもち食感のバンズで白河高原清流豚のカツを挟んでいる。だるまの焼き印は開運祈祷した焼き印で、金運アップに効果的なカレー味に仕立て、開運食材のカツとトマトを使用したバーガーは、食べると福を呼んでくれそう。城山公園の二ノ丸茶屋でのみ販売。