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2014.08.28(木) 16:10 取材記事(合宿)福岡大学附属若葉高校ダンス部が被災地・南相馬市でダンスを披露!

華麗なステップを披露

復興への思いをダンスで表現

ダンスと横断幕で激励

左から山城さんと坂成さん

 平成26年8月20日、福岡大学附属若葉高校ダンス部の33名が南相馬市を訪れ、ダンスを披露して被災者を激励しました。同校は創立105年の伝統校で、ダンス部は全日本高校・ダンスフェスティバルで日本一、世界大会でもチャンピオンに輝いたことがある名門です。同ダンス部は、昨年8月にも同市の小高区役所前でダンスを披露しており、今回の訪問で震災後4回目となります。同ダンス部は、平成22年8月に仙台市で行われたダンス大会に出場し、その後震災が起きたことを受け、部員たちのダンスを通じて被災者の方々に元気を届けたいとの思いから支援が始まりました。
 当日、会場には100名を超える市民が駆けつけ、部員たちは体育館内を縦横無尽に動き回わりながら「がんばろう日本」や「心はひとつ」といったメッセージの横断幕を持ちながら創作ダンスを披露しました。迫力のあるダンスに観客からも大きな拍手と歓声が沸き上がっていました。
 部長の坂成祐美さん(3年生)は「南相馬市を訪れるのは今回で3回目となるが毎回多くの方々からたくさんの拍手や声援をいただき、涙を流して喜んでくれる方々を目の当たりにすると、毎回訪れて本当に良かったと感じる。被災者の皆さんから逆に私らがパワーをもらっている」と感謝の気持ちを込めて語っていました。同じく3回目の訪問となる副部長の山城友理恵さん(3年生)は「震災当時は流された車も道路の脇に積んであり震災の爪痕があちこちで見られた。街中で見かける人が少なかったが、今では再開している店舗も多く復興が進んでいることを実感した」と嬉しそうな表情で話してくれました。
 部員たちは、翌日以降も宮城県や岩手県で被災者支援のダンスを披露しました。

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