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2016.08.17(水) 13:43 取材記事(合宿)よきライバルとの出会いは、よき仲間との出会い!富士森高校・永山高校水泳部がいわき市で交流合宿。

3校ともに初の合同合宿

トレーニングの締めは3校合同リレー!

震災をテーマに、それぞれの体験談を書きだしてグループディスカッション

始めは緊張気味だった部員たちも打ち解け合い、有意義な交流会になりました!

[日程]
平成28年7月26日から29日(3泊4日)

[学校名・学年・人数]
東京都立富士森高校・東京都立永山高校(1年~3年) 36名

[来県市町村]
いわき市、泉崎村

[本県を訪れた目的]
福島県立磐城桜が丘高校水泳部との合同練習のため来県。これまで水泳部顧問の須田先生が富士森高校に赴任したことをきっかけに、両校初めてとなる合同合宿を行いました。
さらに今回は、初日のトレーニング会場である福島県立磐城桜が丘高校の教室において交流会を実施。トレーニングだけでなく、同世代の交流を通して震災や防災への理解を深めました。

[取材内容]取材日:平成28年7月26日
7月26日 福島県立磐城桜が丘高校にて、水泳トレーニングと部員交流会

[先生のコメント]
「住んでいる場所は離れていても、同年代との交流は刺激になった。記録を伸ばすだけではなく、生徒の心の成長を念頭において実施した福島合宿。様々な交流を通して、広い視野を持って水泳に励んでいきたい。」
(富士森高校水泳部顧問 須田雄介先生)

[生徒のコメント1]
「短時間でも集中してトレーニングができた。交流会では原発の必要性について意見を交換した。福島の皆さんは原発事故を経験したにも関わらず、原発のメリットや必要性をしっかり理解していてすごいと思った。水泳も交流会も、高い意識をもって取り組めたと思う。」
(富士森高校2年 麻野恭平さん)

[生徒のコメント2]
「他校と合同で練習することで、お互いの意識と士気を高めあいながらトレーニングすることができた。交流会では、震災当時の状況や避難生活の話を聞き、いつ起きてもおかしくない震災に普段から備えておく必要があると強く思った。」
(永山高校2年 美添澪さん)
[生徒のコメント3]
福島と東京では、震災の知識や記憶に大きな差があることを改めて感じた。原子力発電所の事故による放射能問題など、難しいテーマでも自分の考えをうまく伝えられたと思う。今回の交流会のように初対面の人とのコミュニケーション力を磨き、今後の生活に活かしていきたい。
(磐城桜が丘高校3年 吉田開さん)
[生徒のコメント4]
自分自身、震災について忘れていることが多いと気づかされた。当時のことを思い出すのには苦労したが、当時の状況や被災地の現状を自分の中で整理することができた。それを初対面の人に話すのはとても緊張したが、交流会は自分の体験を客観視できる良い機会となった。
(磐城桜が丘高校3年 佐藤瑞恵さん)

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