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2017.02.02(木) 17:27 取材記事(教育旅行)熊本県立人吉高校が修学旅行で来県しました!いわきエリアでは震災学習を行い、会津エリアではスキー研修を

ホテルに到着

すぐにコツをつかみ、笑顔で滑走

午後のスキー研修に向け、エネルギー補充!

防災センターにて真剣に説明を聞く

[本県日程]
平成29年1月16日~18日(2泊3日) 全体は1月16日~20日(4泊5日)

[学校名・学年・人数]
1学年 242名

[来県市町村]
いわき市、猪苗代町

[本県を訪れた目的]
1年生が修学旅行のスキー研修、震災学習のために来県した。
スキーでの雪国体験を中心に、昨年の熊本地震による防災意識が高まる中、自然災害(東日本大震災)から立ち直る人々の強さに触れ、故郷の大切さを学ぶことが目的。


[取材内容]取材日:平成29年1月16日~17日
初日にいわきでの震災学習を終えた一行は、ホテルに到着。バスから降りると、猪苗代町の寒さに驚き、雪で滑らないように慎重に歩く姿が見られ、ホテルからのあたたかい歓迎ですぐに和やかなムードに包まれた。
2日目は、スキー研修を行い、始めは不慣れなスキーの装備に、まっすぐ立てずに座り込んでしまう生徒もいたが、仲間たちの支えやインストラクターの指導により短時間で上達し、最後は達成感に満ちた表情でゲレンデを滑走していた。

○生徒のコメント
「生まれて初めてこんなにたくさんの雪を見た。雪の結晶がとてもきれい!柔らかいパウダースノーで、スムーズに滑ることができた。また福島に来たい。福島に来る前まで、東日本大震災での津波の映像を見ても、映画のようで現実味がなかった。いわき市でも震災後の状況を見て聞いて大きな被害であったことを実感した。復興の様子を家族や友だちに伝えたい。」
(森田真礼さん)

「初めてのスキーで、技術を体得できるか不安だった。スキー板を履くと身動きがとりづらく、動くたびに違和感があって大変だったが、回数をこなすうちにうまく動けるようになった。午前中の最後には、長い距離を滑ることができるようになり、達成感を感じることができた。震災学習で訪れた地域防災交流センターでは、実際にその場所に津波が来たことを知り、心が痛んだ。復興を目指す人や町の様子を知ることができた。福島に来てよかった。」
(永井大成さん)

○先生のコメント
「初めてスキーをする生徒が多く、苦戦しながら楽しそうに雪国の生活を体験できていた。福島は、スキーだけでなく震災学習もできるため、より充実した研修が行える。実際に被災地を訪れ、復興は長いスパンで取り組まなくてはいけないと改めて感じた。復興に励む人々の話を聞いて、故郷の大切さを考えさせられる研修となった。」
(学年主任 尾崎卓治先生)

[今回の訪問場所について]
・地域防災交流センター
・箕輪スキー場
http://www.ski-minowa.jp/

[写真]

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