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2017.09.19(火) 18:18 取材記事(合宿)東京都の正則学園高等学校剣道部が合宿で来県!一心精進、集中合宿で技術向上!

広い体育館で実践的な稽古

集中して面を打つ

黙想で精神統一

監督のアドバイスを真剣に聞き入る部員たち

[日程]
平成29年7月16日から7月21日(5泊6日)

[学校名・学年・人数]
1〜3年生 27名

[来県市町村]
猪苗代町

[本県を訪れた目的]
剣道部の合宿のために来県。同校の初代剣道部監督の紹介で、平成25年度から本県の猪苗代町で合宿を継続して実施している。
充実した合宿環境で集中して稽古することにより技術の向上を図り、集団生活の中で相互理解や団結力を育むことが目的。

[取材内容]取材日:平成29年7月18日(会場:猪苗代総合体育館「カメリーナ」)
体育館には竹刀を打ち合う音と大きな気合いの声が響き、稽古に打ち込む部員たちの姿があった。
いつもより広い体育館を生かし、面を打った後の体の動きや音や声の響き方などを確かめながら、打ち込み稽古や切り返し稽古に励む部員たち。2人1組になり、体育館内を往復しながら面を打ち合う中でも、作法や所作を疎かにすることなく、集中して真剣に稽古に取り組んでいた。
監督達とのかかり稽古では、自身よりも格上の相手へ物怖じせずに立ち向かい、部員ひとりひとりの闘志や気迫が感じられた。
最後は黙想で稽古が終了。その後、監督からの指導や助言を受けた部員からは、ハードな稽古にもかかわらず、充実した清々しい表情が見られた。

[生徒のコメント①]
「福島といえば、米が美味しいイメージがある。遠くまで広がる田園風景は新鮮で、自然が豊かだと思った。宿舎で出るご飯も料理もとても美味しく、ハードな稽古を乗り越える力になっている。その力を、自己の強化にはもちろん、チーム全体の雰囲気をつくり部員を鼓舞するために活かし、内容の濃い合宿にしていきたい。」
(2年生 大塚渚生さん)

[生徒のコメント②]
「自分は3度目の来県となるが、山の風景や涼しい風にあたると福島に来たと感じる。またそれと同時に今年もこの合宿が始まったという実感が沸き、背筋が伸びる。今回、笑顔つなぐえひめ国体の選手に選出していただいたが、メンタル面はまだまだ強化できるポイントだと自覚している。この合宿では、国体本大会までの追い込みとしてメンタル強化を図りたい。」
(3年生 下青木大誠さん)

「生徒のコメント③」
「広い体育館で、自然の風を浴びて涼しい環境で稽古できることは、とても恵まれていることだ。普段はこの体育館より小さい場所で稽古している。稽古場が広ければ広いほど運動量が上がるため、部員たちは苦しいと思うが、それを経て心身ともに強くなる。部員一同、そのありがたみを自覚して、1日1日を大切に稽古に励みたい。」
(OB 成原快さん)

[先生のコメント]
「普段は他校や剣道会の合同合宿を実施しているが、この合宿は本校の部員だけで行う特別な合宿。都心と比べて福島は体育館の費用が低く、また、夏でもエアコンを点けずに稽古できるほど涼しい。今回のような特別な合宿にはありがたい環境だ。」
(益子佳也監督)

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