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2019.03.29(金) 10:36 取材記事(合宿)東北大学モダンジャズ研究会が6都県7大学の学生と猪苗代湖畔で合同合宿を行いました

少しずつ音楽を作り上げていく

ジャズの「コール&レスポンス」を学ぶ

周りを気にせずに好きなだけ練習!

プロから学ぶ貴重な機会

[日程]
全体日程  平成31年3月16日から3月18日(2泊3日)

[学校名・学年・人数]
東北大学・山形大学・福島県立医科大学・弘前大学・岩手大学・東京理科大学・名古屋工業大学・名古屋市立大学 48名

[来県市町村]
猪苗代町志田浜

[本県で合宿をした理由]
 合宿を行う上で、収容人数のキャパシティが大きく、24時間音出し可能な宿泊施設であることと、各大学生や東京から講師として招くプロのミュージシャンの方々の交通アクセスが便利である条件が揃っていることから実施に至った。福島県での合宿実施は昨年に引き続き2回目となった。

[取材内容]取材日:平成31年3月17日(志田浜:レイクサイド磐光)

 取材当日は、朝から個人練習とバンド練習が行われており、館内にはさまざまな楽器の音色が響き渡っていました。まとめ役である運営の瀧澤伸成さんから、参加者をジャズ活動の経験年数や技術等を考慮して10バンドに分けたことや、課題曲はスタンダードなものばかりではなく、日頃から仙台で交流のあるジャズミュージシャンの協力を得て少しひねった選曲にした話など聞くことができました。
 今回初めて顔を合わせたメンバーも、打ち解けた様子で最終日の発表会に向け練習を重ねていました。特にこの合宿ならではの「楽器別クリニック」と称した、あこがれのプロのミュージシャンから直接レッスンを受けられる場面では、貴重な機会とあって皆さんの表情も真剣そのもの。技術面だけではなく、ジャズの歴史的・文化的背景も教えてもらう光景も見られ、演奏する上でさらに理解を深めた有意義な合宿となっていました。

[学生のコメント①]
 「もともとは東北大学で行っていたジャズの合宿で、今回で7回目。今年は広く参加を呼び掛けて計8大学が参加している。この合宿の何よりの魅力は、第一線で活躍するプロのミュージシャンが講師になってくださって、直接学べること。今回は完全に運営側に回ったので、講師を決めたり、合宿の調整など大変なこともたくさんあったが、みんなが喜んでくれたらうれしい。今年は全館貸切で、24時間音を好きなだけ出してもよい環境で、とても快適に過ごしている。来年も継続して合宿が行われるよう後輩達にもがんばってほしい。」
(東北大学工学部3年 瀧澤 伸成さん)

[学生のコメント②]
 「他の大学との交流が刺激になっている。ジャズが好きな人達と、3日間一緒に音楽に打ち込めてとても充実している。自分はドラムをやっているが、昨日バンドを組んだばかりのメンバーでも、ジャズがコミュニケーションツールとなって、たくさん話をして一緒に過ごしているので、どんどん雰囲気がよくなっているのが分かる。個々のレベルに差があっても、一緒に音楽を作っていくのがジャズのいいところ。卒業して東北を離れることになるが、講師として知り合ったミュージシャンの演奏会へ行ったり、今後もジャズと関わっていきたい。」
(山形大学工学部 4年 高橋 懸さん)

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