> ニュース&トピックス > 2025.11.10(月) 14:28 首都圏の大学登山部等の皆さんが福島県北エリアでの軽登山合宿を体験しました。

[日程] 令和7年10月3日~4日(1泊2日)
[人数] 都内大学生 8名
[来県市町村] 福島市
[取材内容]
合宿の里ふくしま復興事業の一環として、福島県北エリアでの軽登山のモニターツアーが開催され、4つの大学の山岳部などに所属する8名が参加しました。
福島駅から貸し切りバスに乗車し、まずは「浄土平」へ向かいました。
到着後、山肌が剥き出しになった景観から“日本のアリゾナ”と称される浄土平の風景を撮影したり、吾妻小富士の噴火口まで散策した後、まずは腹ごしらえの昼食を浄土平レストハウスでとりました。
昼食はフードコードで名物の「魔女の瞳ラーメン」。青いスープに一同驚いていましたが、全員おいしい!と完食していました。
午後は一切経山への登山をスタートしました。協会の登山ガイド2名が参加者の前後へ付き、浄土平レストハウスを出発。コースの難易度は中程度で約4時間のコースを楽しみました。
参加者からは「手入れの行き届いた登山道が魅力的で、高山植物や池、森林限界等、さまざまな風景を楽しむことができた」と感想を頂きました。また、ガイド付きの登山には「山についての知識だけで無く、道具の使い方、近年の登山が抱える問題とそれに対する取り組みなど、自分達が意識していなかった角度からの学びを得られたことがよかった」と好評でした。
2日目、朝食後は土湯温泉からほど近い女沼でのSUP体験へ向かいました。インストラクターの方からSUPの道具の説明と、乗り方のレクチャーを受けた後、SUP体験がスタート。ほぼ皆さんが初めての体験だったようですが、日頃から登山トレーニングを行っていることもあり、バランス感覚が抜群で乗りこなしていました。
午後は福島市のシンボル「にっぽん百低山」の信夫山へ。
信夫山ガイドと一緒に約2時間30分のコースをトレッキング。ガイドが信夫山にまつまわる伝説や歴史を分かりやすく紹介し、随所で信夫山に関するクイズを出題しながら歩きました。
参加者の中には、福島観光物産館での解散後も「もっと福島を楽しみたい」と雨にもかかわらず、二本松の提灯祭りへ向かった方もおりました。
モニターツアーのアンケートでは、「福島県への合宿を検討したい」という回答もあり、前向きな感想が多く寄せられました。
今回紹介した福島県北エリアには、登山以外にも地域の魅力がたくさんあります。運動部・文化部問わず合宿の受入が可能ですので、ぜひ、福島県での合宿をご検討ください。
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