> メールマガジン一覧 > 福島県教育旅行メールマガジン 2017年11月発行 vol.163
【1】<終了しました>平成29年度福島県合宿誘致・交流促進事業のお知らせについて
福島県合宿誘致・交流促進事業につきましては、予算額に達したため申請の受付を終了いたしました。
多くの申請ありがとうございました。
なお、当県では冬の時期ならではの教育旅行コンテンツが満載です。
雪の多い会津・南会津エリアでは、スキーやスノーシューなどが盛んとなり、また、雪のほとんど降らない沿岸部エリアでは、冬の期間もサッカーや陸上、野球などの屋外合宿も行うことができます。
皆様のお越しを引き続き、お待ちしております。
ぜひ、福島ならではの冬をお楽しみください。
詳細につきましては下記URLよりご覧ください。
◎福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=465
【2】淑徳大学総合福祉学部のゼミ生が避難解除された浪江町で研修を実施しました!
淑徳大学総合福祉学部のゼミ生7名が、平成29年8月27日から29日の日程で来県し、三春町、富岡町、浪江町、南相馬市を巡りました。
総合福祉学部の小林准教授による正課外講座「現代人の生活論理スタディツアーin福島」内のプログラムとして実施。福島県の震災や原発事故からの復興を視察し、人々との交流を通して福島県の今を学び、これからの自分たちのあり方・生き方について考えを深めるため行われました。
先生・学生のコメントや研修の様子など詳細については、下記URLよりご確認ください。
◎福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=464
【3】茨城県のつくば秀英高等学校1年生が林間学校の一環として楢葉町を視察!語り部から話を聞きました!
つくば秀英高等学校1年生270名が、平成29年8月30日から年9月1日の2泊3日の日程で来県しました。取材当日の30日は「ならはふるさと案内人ガイド」がバス車内において、楢葉町内を巡りながら説明を行いました。町内見学後は「楢葉町コミュニティセンター」で、ガイドの高原カネ子さんより震災講話が行われました。
同校では、東日本大震災で甚大な被害を受けた福島県の現状を学び、復興への想いを共有したいという職員や生徒たちの要望により第1学年の林間学校の一環として、当県において震災学習を3年連続で実施しました。福島県に隣接する茨城県民として、福島県民が大変な思いをして生活している事実を知ることで、これから様々な道へ進んで行く生徒たちに考えてもらうことが大きな目的。
先生・生徒のコメントや見学・講話の様子など詳細については下記URLよりご確認ください。
◎福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=459
【4】東海大学陸上競技部が合宿で来県!箱根駅伝へ向けた準高地トレーニングを実施しました!
東海大学陸上競技部25名が、平成29年9月7日から9月16日の9泊10日の日程で、北塩原村で合宿を行いました。
同校は箱根駅伝2017にて10位でゴールを決め、2018年の出場権を獲得しました。箱根駅伝優勝に向けて、準高地である裏磐梯の北塩原村で、強化トレーニングを目的とした合宿を毎年行っています。
先生・学生のコメントや練習の様子など詳細については、下記URLよりご確認ください。
◎福島県教育旅行ホームページ
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/disp.html?id=463
【5】★体験日報★東日本大震災復興支援ドキュメンタリー映画「MARCH」を鑑賞し、プロデューサーちょんまげ隊長・ツンさんの講演を聞きました!
東日本大震災をきっかけに被災地支援をはじめられ、今もなお活動を続けている角田寛和氏の講演と自身がプロデュースされたドキュメンタリー映画「MARCH」を鑑賞しました。
映画は、福島第一原子力発電所から約26Kmにある南相馬市立原町第一小学校の子どもたちが中心となったマーチングバンド「Seeds+(シーズプラス)」の物語で、震災の影響で住居を追われ全国にバラバラになりながらも苦難と向き合い活動を再開し、東北大会で金賞受賞を勝ち取るまでのドキュメンタリー映画となっています。活動再開に際して、熱狂的なサッカーのサポーターでもある角田氏(ちょんまげ隊長ツン氏)の声掛けで四国・愛媛にあるJリーグ「愛媛FC」のホームグラウンドでの演奏演技を実現し、選手・サポーターと交流を深める場面も大きな見どころとなっています。
講演を行ったプロデューサーの角田氏は、津波で被災者の被服が全て流され、着るものもないというニュースをきっかけに、支援のため角田さんが経営するの店の靴600足を持って東北へ赴き、この6年8か月で100回以上、支援活動を行っています。
★体験して★
震災に関する映画を観ることは、とても重く感じました。しかし目をそらしてはいけない、語り続けなければいけないという思いもありました。
この映画を観るまで、福島県民でありながら「Seeds+」の存在は知りませんでした。福島県で頑張っている人たちは陰日向に沢山いますが、こうして県外の方が取り上げ、支援して光を当てて下さるということはとても有難いことです。
映画の中では震災当時の状況が鮮明に映し出され、飾らない子どもたちの素直な思いや心温まる交流など、観る人の心を打ち、気づけば涙が流れていました。
映画は40分程で、有償で全国へ貸出しを行っており、収益は南相馬市の子どもたちへ還元されます。また、日本国内だけでなく海外での上映会も実施しており、字幕は日本語から英語、中国語、韓国語、アラビア語、フランス語に対応しています。
授業で観ることができる長さのため、震災学習の一環として上映会を行ってみてはいかがでしょうか。
◎ドキュメンタリー映画「MARCH」
http://seedsplus.main.jp/
◎Seeds+ marching band
http://seedsplus.blog.fc2.com/