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メールマガジン

Vol.085 2011年6月

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□ 【福島県教育旅行メールマガジン 2011年6月発行 vol.85】 □

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「がんばろう!福島 がんばろう!東北 がんばろう!日本」

※※※今月号からリレーコラムを再開します!※※※
再開第一号は、今年度、東京書籍/小学6年・社会科教科書『新しい社会
6』に採用された會津藩校日新館です。

福島県教育旅行のコンセプトは「旅育(たびいく)」です。旅育とは旅を通じ
て、未知の世界や人々と出会い、知的好奇心や感受性を育むこと。福島
県ではこの旅育を通し、子ども達が自ら考え、気付き、行動する「生きる力
」を育むために豊富な体験プログラムを用意しています。
子ども達ももちろんですが、大人の皆様の「学びの旅」として、ぜひ福島県
にお越しください。皆様のご来県を心よりお待ちしております。

――■ 2011年6月号 ■――――――――――――――――――――

【1】 うえの夏まつりパレードに総文祭チアリーディングが参加!
【2】 会津・漆の芸術祭が今秋も開催されます。
【3】 来春、天栄村・ブリティッシュヒルズに宿泊棟が新設!
【4】 7月中旬から、観光3ラインが無料開放!
【5】 福島県への修学旅行、様々な動きが広がっています。
【6】 リレーコラム・「會津藩校日新館」仮名 則嗣さん

―――――――――――――――――――■ 2011年6月号 ■―――

【1】 うえの夏まつりパレードに総文祭チアリーディングが参加!

第28回目となる「うえの夏まつりパレード」が今年は「東日本復興支援納
涼大会」として開催されます。今出来る限りの東北復興支援、そして上野
地域の活性化を目的に実施されることとなりました。そしてこのパレードに
、福島県から第35回全国高等学校総合文化祭のチアリーディングが参加
することとなり、日々練習に励んでいます。福島県の総文祭で実施される
はずだったチアリーディングが、震災の影響で実施できなくなり、この度「う
えの夏まつり」でお披露目することとなりました。ぜひ子ども達の活躍する
姿をご覧ください。

■上野観光連盟公式HP
http://www.ueno.or.jp/ichioshi/index.html

【2】 会津・漆の芸術祭が今秋も開催されます。

10月1日~11月23日までの期間で、会津若松市、喜多方市、三島町、昭
和村を会場に「漆の芸術祭」が開催されます。今年は、「東北へのエール」
をテーマに、鎮魂と再生への願いが込められた作品やイベントによって、
復興への道筋を文化の力で照らし出したいと願っています。前回同様、全
国の大学の参加などを呼び掛け、人と地域を結びます。7月から本格的に
準備が始まりますので、経過をメルマガでもお知らせします。

■漆の芸術祭HP
http://www.aizu-artfest.gr.fks.ed.jp/

【3】 来春、天栄村・ブリティッシュヒルズに宿泊棟が新設!

天栄村羽鳥湖高原にあります、英語研修施設のブリティッシュヒルズに新
たな研修施設が来春誕生します。
マナーハウス(本館)東側の入場門に近い一角に鉄筋コンクリート二階建
て地下一階で、宿泊二十室(80人収容)、研修六室を完備。中世英国のと
りでをイメージした重厚な外観が特徴です。
この研修施設が完成すると、一日最大300名まで宿泊が可能となります。
小学校で必修となった英語学習や企業研修など幅広く受け入れておりま
すのでぜひお越しください。

■ブリティッシュ・ヒルズHP
http://www.british-hills.co.jp/

【4】 7月中旬から、観光3ラインが無料開放!

福島県では、7月中旬から磐梯吾妻スカイライン、磐梯山ゴールドライン、
磐梯吾妻レークラインの観光有料道路3路線について、冬季閉鎖まで全車
両を対象に無料開放することにしました。これから夏の避暑地、秋の紅葉
を楽しむ旅として雲の上の大パノラマを楽しむことが出来ます。

■福島県の観光有料道路HP
http://www.dorokosha-fukushima.or.jp/

【5】 福島県への修学旅行、様々な動きが広がっています。

この度の震災により、福島県への修学旅行のキャンセルが相次いだ一方
で、予定通り来県し、磐梯山登山や農業体験を実施して下さる学校があり
、受け入れを実施している地元の人にとって、大きな励みになっています。
最近では、福岡県にある高校が「こういう時なので、被災県に行きスキー
修学旅行を実施し、被災地を見て、何が出来るかを考えてほしい」という動
きがありました。また、会津若松市の小学生が東京で風評被害に苦しむ地
元の人の為に、観光PRを実施しました。
未曾有の危機に立ち向かう今、様々な動きが広まっています。このような
状況を、メルマガやホームページを通し、少しでも多く皆さまにお伝えした
いと考えています。

■がんばる福島応援サイト
http://www.tif.ne.jp/fuku/
■福島県教育旅行HP 「お知らせ」コーナー
http://www.tif.ne.jp/kyoiku/info/index.html

【6】 リレーコラム・「會津藩校日新館」仮名 則嗣さん

大雪で苦しんだ東北にも、ようやく春が訪れようとしていた3月11日、14時4
6分、M9.0のかつて経験のない大地震に見舞われて多くの尊い命が奪わ
れました。亡くなられた方々に心より哀悼の意を表します。

会津は、二百年ほど前「教育は百年の計にして会津藩の興隆は人材の養
成にあり」を掲げ、孝悌を本とした日新館教育を中心に復興を遂げた歴史
があります。目標に向かって力を合わせ、苦難と戦い、知恵を出し努力を
重ね、逆境を跳ね返した先人の力と歴史を学ぶことはとても有意義なこと
だと思います。
現在、會津藩校日新館では「什の掟の講和、座禅、茶道、弓道」などの体
験を通し、禮(れい)を重んじ、恥を知り、思いやりの心を大切にした会津武
士の心に触れていただいております。
児童や生徒の皆さんが、いつも元気で好奇心いっぱいで目を輝かせなが
ら見学し、一心不乱に体験に取り組んでいる姿に接する時が、私たちの大
きな喜びでもあり励みでもあります。
今年の学校関係の入館者は例年の一割程度であり、この現実は非常に
厳しく、寂しくもありますが、職員一同、精一杯の接遇に努めております。
そして将来、この国の復興に関わり、世の為、人の為に考え行動できる立
派な大人に育ってほしいと心から願います。

■會津藩校日新館HP
http://www.nisshinkan.jp/