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2014.05.09(金) 11:32 その他インドネシアの大学生が喜多方市を訪問しました。

まちづくりの講義を真剣に受けている様子

喜多方市のまちを視察する様子

食事の様子

日中線しだれ桜の前で集合写真

 日本政府が進める青少年交流事業「JENESYS2.0」の一環として、平成26年4月24日から27日の日程でインドネシアの大学生96名がまちづくりの取組について学ぶため喜多方市を訪れました。
 取材に伺った4月25日には、学生たちは市内の岩月公民館で喜多方市建設部まちづくり課の職員からまちづくりを推進するに当たっての講義を聴講しました。地域住民や専門家の意見を取り入れたことや、地元の祭り・伝統の特色を生かしたこと、防災に関して意識していることなどの話を学生たちは熱心にメモを取りながら聴き、その後の質疑応答ではまちづくりをするために国はどの程度関与しているかなど、多数の質問が上がりました。
 学生たちはその後、喜多方市の蔵や、レンガ造りの建物、道路や側溝等々の視察をし、深く興味を抱いた様子でした。
 また、日中線のしだれ桜を観察した学生たちは地元の花見客と交流をしたり、着物姿の日本人と記念撮影をするなど終始笑顔で会津の伝統・文化を楽しみました。
 理工学部のIGIB(イギブ)さんは「喜多方市は街並みが整っていて清潔だ。蔵が大変きれいに保存されているところがインドネシアと違う。また、太陽光発電や風力発電などの代替エネルギーについて初めて知った。代替エネルギーはインドネシアでも活かせると思う」と語っていました。建築学部のMUTHI(ムティ)さんは「桜を初めて見たのでとても嬉しい。ムスリムの食事制限についても喜多方市では配慮されていて全く不安を感じなかった。日本食の中でも、ずんだ餅が美味しくて気に入った」と話してくれました。
 同日夕は、学生たちは喜多方市の農村地域の家庭にホームステイし、日本語会話帳を片手に地元の方とコミュニケーションを取り、言葉が通じなくても地元の野菜をふんだんに使用した夕食の話をするなど楽しそうに過ごしていました。

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