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2014.06.18(水) 10:48 取材記事(教育旅行)フィリピンの大学生が南会津で農業体験と学校交流を実施!

初めての田植え体験

南会津高校で習字の体験

南会津高校の学生と集合写真

ホームステイをする農家の方々と対面

 日本政府が進める青少年交流事業「JENESYS2.0」の一環として、平成26年5月28日から6月2日の5泊6日の日程で、フィリピンの大学生52名が南会津町を訪れました。
 取材に伺った5月30日には、同町の農業生産法人「伊南の郷」で初めて農業体験に挑戦していました。機械での田植えを見学した後、数名の学生は実際に試乗させてもらい、説明を受けながら田植え機を操作していました。その後、学生全員が手植えにより田植えを行い、泥の感触に歓声を挙げていました。参加者の一人コンさんに感想を伺ったところ、「南会津は手付かずの自然があり、水や空気がとても綺麗で素敵な場所だと思った。田植えは難しかったが、本当に楽しかった。今回のプログラムで体験したことは、家族や友人とシェアして広めていきたい」と、田植えの疲れも見せずに笑顔で話していました。
 田植えを終えた一行は、同町の舘岩地区の南会津高校で学校交流を行いました。交流会では茶道や書道を体験したり、地域の伝統芸能「早乙女踊り」を観賞しました。フィリピンの学生からは、現地の踊りや歌が披露されました。学生たちは南会津高校の生徒たちと英語や身振り手振りでコミュニケーションをとり交流を深めていました。ドレンさんは「茶道など初めて体験するいい機会になった。福島と聞くと、3年前の地震や津波などの被害を心配したが、実際に訪れてみると大丈夫なことが分かって安心した。早乙女踊りが一番印象に残っていて、シンプルだが素晴らしい踊りだった」と福島で体験したことを楽しそうに語っていました。
 その後、ホームステイをする農家の方々との対面式に臨み、各ホストファミリーとの交流も楽しみました。

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