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2016.11.16(水) 15:23 取材記事(教育旅行)大阪府立吹田高校が南会津町で農家民泊を体験。「あたたかいおもてなしの心に触れ大満足でした!」

南会津町に到着。緊張した様子の対面式

初めてみる囲炉裏。先人たちの生活の知恵と工夫に感服。

岩魚を串に刺して夕飯の準備。自然の恵みに感謝。

農家のかたともすっかり打ち解けて民泊がスタート!

[日程]
平成28年10月18日から20日(2泊3日)

[学校名・学年・人数]
大阪府立吹田高等学校 2学年 301名

[来県市町村]
南会津町

[本県を訪れた目的]
農家民泊での農業体験と自然体験のため。
体験を通じて南会津の自然に触れ、その中で集団生活を送り、自律性を高め成長することを目的とする。

[取材内容]取材日:平成28年10月18日
南会津エリア内の4か所に別れて農家民泊を実施。その中の1つである舘岩地区に到着した一同は、入村式を行い各農家と面会した。緊張気味だった生徒たちも、農家の方のあたたかい笑顔に迎えられ、すぐに打ち解け、民泊初日がスタートした。
今回取材した農家には囲炉裏があり、生徒たちは初めて見る囲炉裏と日本家屋の雰囲気に、心弾ませている様子だった。夕食(岩魚の串焼き)の準備では、不慣れな料理と生魚の処理に挑戦。農家の方の手本をよく見て、真剣な表情で丁寧に調理する姿が見られた。滞在中は、農業とアクティビティを体験。2泊3日で南会津の風土と文化を体感する。

[生徒のコメント①]
「囲炉裏の火おこしなど、普段の生活では味うことのできない体験ができた。初めは手が滑ってやりにくかった岩魚の調理も、農家の方のアドバイスを聞きながらスムーズにこなせるようになった。便利な都会の生活よりは、何をするにもひとつひとつに時間はかかるが、その分自然の恵みに感謝する気持ちや、周囲とのコミュニケーションが増えるように感じた。」
(1組 田中鉄雄さん)

[生徒のコメント②]
「現地の方の優しい雰囲気とあたたかい歓迎のおかげで、安心して過ごすことができた。また、農家の方と生活することで、食に関しての興味が強くなった。野菜の栽培や収穫に携わることで、安心や感謝の気持ちが生まれたと思う。普段何気なく摂っている食材にも、興味を持ち注目するきっかけになった。」
(1組 木村誓来さん)

[先生のコメント]
「見知らぬ地を訪れることへの不安を感じている生徒も、旅の中で徐々に明るい表情に変わっていく様子が感じられた。農家民泊は、南会津地方の大自然とあたたかいおもてなしの心に触れ、満足度の高い研修となった。また、受入側の南会津町の皆さんの協力無しでは実施できなかったと痛感し、とても感謝している。」
(石井匠先生)

[今回の訪問場所について]
・みなみやま観光(農家民泊受入窓口)
http://www.minamiaizu.co.jp/

[写真]

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